「切手をメルカリで売っていいの?出品禁止されてる?」
「未使用の切手をメルカリに売るとどうなるの?」
「使わない切手を現金化したい!」
未使用の切手が残っているけどもう使わないから現金化したいなと思った時、フリマアプリのメルカリを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
また、遺品整理や引越で古い切手が大量にでてきたけど、メルカリで売れるのかな?と悩みますよね。
- メルカリで出品でOKな切手と出品NGな切手
- メルカリで切手が出品禁止の理由
- メルカリで出品禁止の切手を売った場合のペナルティ
- 未使用の切手を現金化する方法
この記事を読んで、お手持ちの切手をどのように手放すのが最適なのか参考にしてみてくださいね。
メルカリで出品OKな切手と出品が禁止されているNGな切手
メルカリで切手を売る場合、出品OKな切手とNGな切手があります。
では、それぞれどのような切手なのか詳しく説明していきます。
出品OKな切手:使用済み切手or単位が「円」以外の切手
メルカリで出品可能な切手は、次の切手です。
- 単位が銭/圓の切手
- 外国切手
- 使用済みの切手
つまり、単位が「円」以外で、既に使用されている切手=消印がある切手は、出品可能です。
単位が「銭」の切手の例として、明治5年に発行した「竜銭切手」が挙げられます。
外国切手は、切手コレクターに人気な中国の「赤猿」やイギリスの「ペニー・ブラック」などです。
いずれもコレクターからの需要があり、希少価値が高いものは、額面より高く売れる場合もあります。
メルカリで切手を売る場合のカテゴリーは、次を参考にしてみてくださいね。
出品NGな切手:単位が「円」の未使用の切手
メルカリで出品禁止の切手は、次の切手です。
- 未使用の円単位の切手
- 切手が貼ってある切手帳やキャラクター切手(未使用)
メルカリでは、現金と同様に扱うことができる切手の出品を禁止しています。
具体的には、現在郵便を送る際に使用している84円や94円切手のような、未使用の円単位の切手等は禁止されています。
なぜメルカリで切手を販売できないの?売るとどうなる?
メルカリで切手を販売できない理由と、売った場合どうなるかを詳しく説明していきます。
メルカリの規約に違反として記載がある
メルカリのホームページ「メルカリガイド」の禁止されている出品物に、切手の記載があります。
現金、金券類、カード類(禁止されている出品物)
概要
メルカリでは、有形/電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般の出品を禁止をしています。
事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
どのようなものが違反になりますか?
- 現在流通している国内の貨幣(記念硬貨含む)
- 現在使用可能な海外紙幣
- 暗号資産(仮想通貨)
- 残高のあるプリペイドカード類(QUOカード、図書カード、テレホンカードなど)
- チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
- オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
- 商品券、ギフト券
- 航空券、乗車券、旅行券
- クレジットカード、キャッシュカード
- 債券、小切手、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
- 宝くじ、勝馬投票券
- 貴金属の地金(金属塊、インゴット、延べ棒など)、地金型金貨
- その他、金銭と同じ意味を持つもの
引用:メルカリガイド
メルカリでは、資金洗浄とも言われるマネーロンダリングを防ぐため、金券類の販売が厳しくなっています。
厳しくなる以前は、会社の切手を盗んでメルカリに出品するという犯罪も起きていました。
犯罪の手段として利用されないためにも、現金と同等の価値がある「未使用の切手(円)」は、メルカリの出品禁止物になっているのです。
出品禁止物の未使用の円切手を売るとペナルティがある
未使用の円単位の切手を出品すると、以下のペナルティが科される場合があります。
- 取引のキャンセル
- 商品ページの削除
- 利用制限や強制退会
利用制限や強制退会になると、売上金の引き出せない可能性もあります。
利用制限や強制退会を受けないためにも、出品禁止物に記載されている切手はメルカリに出品しないようにしましょう。
他のフリマアプリも切手は出品禁止がほとんど
メルカリ以外の「ラクマ」や「PayPayフリマ」などでも切手の出品は禁止されています。
メルカリ同様、出品禁止物として、未使用の切手を記載されているからです。
また、ヤフオク!でも、現在日常的に使っている切手や希少価値が低い切手は出品禁止です。
反対に、希少価値が高く(コレクター向け)現在日常的に使っていない切手は出品ができるようになってます。
このように、フリマアプリでは切手は出品禁止がほとんどですが、取り扱いは運営会社ごとに異なるので、切手を売る前にしっかりと運営サイトの規約を確認してくださいね。
未使用の切手を現金化する方法
未使用の切手をフリマアプリのメルカリで売ることは禁止ですが、その他に現金化する方法は次の2つです。
- 切手買取業者に売る
- 金券ショップに売る
ただ、額面金額より買取価格は低くなることが多いです。
業者によっても同様の切手で買取価格は変動するため、いくつかの業者に見積を取ることをおすすめします。
まとめ:メルカリには出品OKな切手とNGな切手がある
メルカリには出品OKな切手と出品NGな切手があります。
出品OKな切手は次のとおりです。
- 単位が銭/圓の切手
- 外国切手
- 使用済みの切手
出品OK以外の切手を売ると、商品ページの削除やアカウントの利用制限などペナルティが科される場合もあるので十分に注意しましょう。
また、メルカリ以外のフリマアプリ「ラクマ」や「PayPayフリマ」でも現在利用している切手の販売は禁止されていいます。
フリマでは切手販売が禁止されていますが、切手を現金化できる方法もあります。
- 切手買取業者に売る
- 金券ショップに売る
現金と同等の扱いができる切手だからこそ捨てるのはもったいないと思いますよね。
査定は無料で行っているため、一度査定に出してみるといいでしょう。
切手を正しい方法で売って、生活費の足しにしたり趣味の物を買ったりできるといいですね。
コメント